さいたまからきました! 海釣り・バス釣りブログ

こんにちは!さいたまキョウヘイと申します。埼玉県在住・釣り歴だけ長い初心者です。そんな私の失敗談や釣行記を書き綴っております。 twitterもやってます。@saitamafish

野宿で釣りの旅が出来るか極寒の1月に試してみたら、予想通り寒すぎて、しまいにゃインフルエンザにかかった話。

(ちょっと遡って、これは更新できなかった期間2017年1月のお話です。)

 

俺は生まれてからずっと埼玉県に住んでいる。

 

埼玉県は都会では無いものの、インフラは整っており、子供の頃からコンクリートに囲まれて、星もあまり見えないような所で育った。

 

幼少時代の遊びは専らテレビゲームで、インドア大好き少年だった。

 

そんなシティボーイな俺は昔から「アウトドア」という言葉に、なにか神秘的なときめきと、憧れのようなものを抱いていた。

 

それがこの歳になって(今年31歳になります。)大爆発しているのだ。

 

 

 

アウトドア=野宿!?

釣りはとてつもなくアウトドアな趣味である。

 

昔の俺では考えられない程、外に出ている。

 

ここに楽しみを見出だしてしまうと、もう止まらない。

 

糸の結び方を覚えたり、ナイフを使ったり、非日常的な行動をするほど、俺の脳が快感を覚えて震えているのがわかる。

 

意味もなく家の前でクッカーで湯を沸かしたり、家中の刃物を研ぐなど中二病全開なのである。

 

アウトドアの次のステップはどこだろう。

 

そう考えたとき、俺の中の俺が答えた。

 

野宿してみようか。と。

 

 

 

ただ、時期だけが悪かった。

 

極寒の1月だった。

 

 

 

思い立ったが吉日

俺は昔からやりたい!と思ったらすぐにやらなきゃ気が済まない性格である。 

 

今回も釣りと野宿を組み合わせたらとても楽しそうという考えだけでやる事を決めた。

 

同居している母親からは散々バカにされたが、妻はとりあえずやってみれば(笑)との事。

 

そーなんだよ、やってみなきゃわかんないのよ。

 

 

1月に外で寝たらどれだけ寒いか、想像できないでしょ?

 

でも、いきなり本番はさすがに恐い(笑)

 

だって、凍りついちゃって寝ている間に死んじゃった。なんて事になったらそれは困る!

 

どんな装備が必要なのかも、わかんないので、とりあえず予行練習ってことで家の前で野宿してみた。🏡

 

 

 

野宿道具

・夏用サンシェード…風避けに。ないよりは良いかなと。


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・エマージェンシーシート…めちゃくちゃ寒い時用に。(本当に役立つのか?これ)


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道具は有り合わせのもので用意したが、これだけは買った。↓

・マット…寝心地のアップと、床からの冷え対策に。

 
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寝袋は無し。

嵩張るし、いろんなものがあるから選べなかった。

着込めば問題ないだろうと思った。

 

この貧弱装備で、果たして乗りきれるのであろうか…。

 

明け方には氷点下になるそうだ…。

 

 

 

実際に試してみた。

夜23時、金曜ロードショーを見終えて余韻を残しつつも家から旅立つ。

 

玄関徒歩2歩に設営したサンシェード、これが今日の俺の宿だ。

 

 

 

 

ひっそりと静まる深夜の住宅街。

 

 

着込めるだけ着こんだ為、そこまで寒くないぞ。

 

これは

 

 

イケる!!

 

 

そう確信した俺は、マットに横たわり、静寂の中、目を瞑る。

 

 

 

 

 

 

 

カサカサ…(木々が掠れる音)

 

 

!!!

 

 

 

 

 

ザワザワ…(遠くで話し声)

 

 

 

!!!!

 

 

 

 

ガチャ…(お向かいさんが出てくる音)

 

 

 

!!!!!

 

 

 

 

恐くて寝れねー!!!

 

 

野宿なんてしたことないからわからなかった。

 

この、外壁に守られていない不安感!!!

 

 

1mmに満たない布だけが俺と外の境界線!!てか片側はオープンだし!!

 

 

 

恐いので、携帯で落語を聴くことにした。

 

話に集中する。

 

落語は良い。

 

 

こんなサバイバル状態(全然サバイバル状態ではない)にも関わらず笑いが込み上げてくる。

 

 

音から来る恐怖心はだいぶやわらいだのだが、なんかすっげー寒くなってきた。

 

 

まだはじめてから一時間も経ってなかったと思う…。

 

早々にエマージェンシーな状態に陥った。

 

おもわずエマージェンシーシートにくるまる。

 

 

これがまたガサゴソというかバリバリと擦れる音がうるせーのなんの。

 

 

 

でも暖かい!!

 

こんなに守ってくれるなんて、ほんとにすごい!!

 

いや、それでも寒いは寒いんだけど、有ると無いでは大違いだ。

 

そのままじっとしていたら少し眠くなってきた。

 

 

 

…どれくらいたったのだろうか…

 

 

 

足先寒さと、シートの結露の水が冷たすぎて(かなり不快)起きる。

 

 

様子を見に来た妻がそこにいた。

 

 

 

 

もう、終わりにしたら?

 

 

だって。

 

…終わりにしたよ!

 

 

「まだ続けられたんだけど、そこまで言うなら」とアピール。(無理無理!もっと早く来てくれよ!)

 

 

これで俺の2時間野宿タイムが終わった。

 

 

 

うん、やっぱさ、自分で体験してみないとダメだよね。

 

 

 

辛かったわ。

 

 

 

 

いざ実践

散々な結果ではあったが手応えを感じた為、友人Mと三浦で野宿して釣りをする事にした。

 

海辺の夜は風がめちゃくちゃ強くて、サンシェードごときでは自然の猛威に何の抵抗すら出来なかった。



 

寒い

 

寒い

 

寒い!!!

 

 

 

釣りどころではない。

 

 

自然の力はなめたらあかん。


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寝たのか寝てないのか、はたまた気絶していたのか、気がつくと朝日が登っていた。

 

 

せっかく前日入りしていたのに、早朝から来た釣り人に釣り座に入られていた(笑)

 

 

早々に俺らも釣りを始める。

 

せっかくの朝マヅメを逃してなるものか!

 

 

 

 

結果

その日、ウミタナゴ一匹でした…

 

しかもたまたま針が背ビレにかかっただけ😰

 

 

そして家に帰るとなんだか熱っぽい。

 

 

 

 

 

インフルエンザにかかってました。

 

遊びに行って具合悪くなるパターン(笑)

 

 

次回

『ママチャリで三浦まで行って5日間、野宿しながら釣りしてきた話』

懲りずに大冒険してきました。